2013年4月7日日曜日

自己破産と住宅融資

返済不能になり自己破産をすると住宅融資にも関係します。マイホームの夢を持つ人は多く、ほとんどの人が、人生の大きな買い物として家を購入するようです。即金で住宅を購入するという人はごく一握りです。ほとんどの人は、少しずつ住宅のために貯金をし、それでも一括払いができるお金を貯めることはできません。自己資金だけで家の代金を払うのではなく、金融機関が住宅用に扱っているローンを利用する人がほとんどです。融資を受ける際には審査があります。顧客の返済能力を計り、どのくらいの金額ならば貸しても戻ってくるかを見極めます。どのキャッシング商品でも審査はつきものです。もしも自己破産をした経歴が記録に残っていた場合、審査を通ることはほぼ確実に無理でしょう。そして審査に通らなければ、融資は受けられません。個人情報機関によって違いますが、自己破産の記録はその後10年間は残りますので、その間は住宅ローンは組めないと考えてもいいでしょう。金融機関でも全くの個人でも、返す期待が持てないような相手に金銭を貸したいと思うようなことはないはずです。確実に返済してくれるような客を求める金融会社にとって、過去に返済不能に陥ったことがあるという人は鬼門です。家を持っていたとしても、自己破産をしたら借金返済にあてることになります。住宅ローン返済中に自己破産をした場合でも、家は手放すことになります。住宅は競売にかけられた後、債権者に公平に分配されることになります。