2013年3月26日火曜日

自己破産と融資

融資を受けることと自己破産することは関係性があります。会社や個人などの資金を必要としている人に、金融機関が利息をつけて金銭を貸し付けることが融資です。高額融資を続けたり、利息が増えすぎたことなどが原因で返済不能に陥った時に借金の一部を無効にする手続きが自己破産です。返済が出来なくなってしまったことを裁判所に申し立てをして、その申し立てが認められた場合、返済をしなくてもよいとする救済制度です。もしも自己破産が認められた場合、借りた側がその時点でまだ所有している財産があれば返済分に回され、金融会社など貸した側に分配して返済が行われることになります。そして、返しきれない借金は棒引きされます。これが自己破産をする最大の目的て、以後は返済がなくなるというわけです。破産の手続きを行って財産を整理した後に収入があった場合、返済に回す必要はありません。経済状態が完全に破綻し借金の返済がどう頑張っても終わらないという人を助けるために自己破産制度が作られました。自己破産をした人は借金が無効になりますが、その後はどんなローンも組めず借金ができなくなるということは認識しておきましょう。自己破産をした記録が消える10年間は、全て自分で得た収入だけでやりくりをしなくてはならないと考えた方が良いでしょう。借金を無効にすると同時にハンディを負うことになりますが、自己破産制度は返済不能に陥った人でも心機一転できるようよく考えられたシステムです。1からのやり直しという言葉がぴったりです。